2014年以来、サステナビリティ(持続可能性)は、当社がお客様のポートフォリオ形成に資するために策定しているグローバルな投資哲学の重要な要素です。環境面の懸念から、多様性・公平性・インクルージョン(DEI)がどのように経営課題に上っているかまで、投資家は広範囲にわたる新たなリスクと機会をポートフォリオの配分に織り込んでいます。マーサーの『サステナブル投資宣言』では、次の行動へと導く持続可能な投資についてまとめています。
世界は急速かつ劇的に変化しています。社会は答えを求めており、力、資本と影響力を持つ者は前向きな行動により社会の要望に応えることが求められています。
サステナブル投資に関する組織にとって主要な話題に留意して、投資哲学を確立しているか?
投資哲学を反映し、規制要件に対応する、方針とガバナンスを定めているか?
プロセスは方針におけるコミットメントに合致しているか?運用会社は方針に従うように指示されているか?
方針に沿った行動を確保するために、レポーティングとモニタリングが実施されているか?
インテグレーション
気候変動やDEIなどのESGに関するリスクと投資機会が投資判断に組み込まれているか?
スチュワードシップ
議決権行使およびエンゲージメントに対する明確なアプローチをとっているか?
投資
エネルギー、資源および社会的課題に対するサステナビリティのテーマ型投資が戦略に組み込まれているか?
スクリーニング
厳格かつディフェンシブな枠組みでスクリーニングを実施しているか?そのモニタリングを行っているか?
約20年にわたり、私たちはポートフォリオに持続可能性を組み込むことに、収益を向上させる上で役立つ可能性があると支持してきました。 2008年に投資戦略向けに独自のESG格付けプラットフォームを立ち上げ、今では4,000を超える戦略にまで発展しています。