共感で勝つ

 

企業は、逆風が吹く中でも前進し続けなくてはなりません。持続的成長の実現に向けて、リーディングカンパニーは常に次のアクションの手がかりを求めています。34ヵ国、7,300人の経営幹部、人事リーダーと従業員による洞察から成る本調査では、組織がどのようにワークフォース(労働力)やワークプレイスを変革していきつつあるのかを掘り下げます。

何が従業員のモチベーションとなり、成長し活躍できると感じさせるのか。また企業が合理的な経済的意思決定と心理的共感のバランスを効果的に取るためにはどうしたら良いのか。本調査では、2020年に飛躍するための4つの動向(トレンド)を特定しました。


 

将来に焦点を当てる:未来を見据え、経済的合理性と共感の視点の双方を考慮した経営判断を確実に行う

 

・持続可能な未来を築く

・機会を創る

・退出を再考する

 

再教育に全力で取り組む:新たな世界の経済環境に向けて、リスキルに投資し社員を変革する

 

・再教育を優先する

・将来のニーズを予測する

・学習の機会を拡大する

・変革を動機付ける

 

科学で感じ取る:ヒトの洞察力でAIを活用することで、先を見通す

 

・人員分析を促進する

・倫理面での手当を確実に行う

・実験的思考を醸成する

 

経験を豊かにする:従業員エクスペリエンスの向上を目指し、それを重視した組織になるように構造を再設計する

 

・社員を知る

・思いやりの文化を創出する

・協働する

・目標とする実践内容を組み込む 

 

困難時な中での事業継続(Business Continuity)

 

不確実性の高い現在、共同体としての未来が私たちの健康、経済的豊かさ、ウェルビーイングに与える影響は計り知れません。

 

私たちは今、組織の目的をより広い視野で捉え、リスキル(再教育)やウェルビーイングに投資するという明確な使命とともに新しい時代に突入しています。革新、創造的破壊と再構築を続ける中、組織は従来の人材マネジメントに持続性がないことに気付き始めています。

 

危機にさらされている時でも、リーディングカンパニーと呼ばれるような組織では、従業員エンゲージメントを高め強いワークフォースを築き上げています。彼らのアプローチとはどのようなものなのでしょうか?


 

以下の結果は、あなたと組織と将来の仕事のあり方にどのような問いを投げかけるでしょうか


「マーサーグローバル人材動向調査2020年度版」 レポート(和文・英文)、エグゼクティブサマリー ダウンロードフォーム