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ニューノーマル時代は、日本にとっては原理・原則を際立たせ、合理性を極めて、中核問題に取り組む時代である。発生する諸問題に別途何とか手当をするところにも、最新の工夫と新たな情熱を注ぐ。決して、両者のバランスを取りに行くのではない。どちらもやり切ることが、肝要である。
このような視点から、日本企業のM&Aを俯瞰し、グローバルの先進企業との差を見ると、よく言われるディールおよびPMIのスピード感の問題だけでなく、重要事項のやり残しやそもそも検討外であることの問題、それらが生まれてくる組織体制・プロセスの問題、平時のグローバルマネジメントや組織能力の問題、ひいては目的達成に対する執着のレベルの問題が浮かび上がる。
本連載では、日本企業の行うM&Aの到達点を高め、成功確率を高めるために、適切な視座、最新の視野、そして参考になる実務の取り組みを、適宜事例を交えてご紹介する。
第12回 |
グローバルベネフィットガバナンス | 北野 信太郎 |
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第11回 |
グローバルHRプラットフォーム | 服部 洋平 |
第10回 |
グローバルHRオペレーション | 佐藤 智哉 |
第9回 |
買収先経営体制のトランジション | 小川 名穂子 |
第8回 |
買収子会社の管理 | 後藤 孝江 |
第7回 |
事業買収・売却におけるスタンド・アロンイシュー(HR)、従業員転籍への対応 | 白川 雄一 |
第6回 |
M&Aに柔軟に対応できる退職給付制度とは | 奥平 剛次 |
第5回 |
ビジネスドリブンの組織デザインと人員適正化 | 小原 広太郎 |
第4回 |
M&Aの成功確率を上げるカルチャー施策 | 横田 真育 |
第3回 |
スタートアップ買収における人事・組織面での論点 | 野坂 研 |
第2回 |
COVID-19がM&Aに与えた影響 | 柴山 典央 |
第1回 |
事業再編・経営統合の加速 | 竹田 年朗 |