オポチュニスティックな投資家になるために

Business lawyer presenting on whiteboard in office meeting

足元の市場環境を振り返ると、株式市場のボラティリティは、2015年半ばまで安定的に推移してきましたが、同年8月に中国の景気底割れ懸念に端を発する世界同時株安、所謂、チャイナショックが生じた際には、著しく上昇しました。今後数年は不透明な政治・経済環境により、市場参加者はイベントに対して過剰に反応することが想定され、その結果、安定感を欠く市場環境が続く恐れがあります。一方、バリュエーションに目を向けると、債券は超低金利環境の継続、株式は株価収益率が過去平均を上回る水準に達していることから、このいずれに依存してもリターン獲得は容易ではないと言えるでしょう。このような環境下では、市場の変動性の高まりや市場参加者の悲観・楽観に依るオーバーシュートを収益機会としていくオポチュニスティックな投資の重要性が高まってきます。具体的な方策として、機関投資家が自ら市場における投資機会を捉えにいく「インハウス」と、運用機関に柔軟な投資を許容する中で投資機会を捉えにいく「外部委託」に分けて、その内容をご紹介していきます。

資料からの抜粋

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2016年9月7日開催 マーサー・インベストメント・セミナー東京2016での講演資料「オポチュニスティックな投資家になるために」をダウンロードいただけます。
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