経営方針・事業戦略を実現することを目的とし、それに適う仕組み・活動として人事制度を中心とした人材マネジメントシステムを構築します。
それにより、社員のエンゲージメントを高め、事業戦略を実現する行動を適切に引き出していきます。
マーサーは、人事制度を構築してきた数多くの経験と、グローバルを含む市場プラクティスに関する豊富なデータを基に、内部公平性と外部競争力を担保した最適な設計を行います。
クライアント企業が直面している状況に応じて、最適な提案を準備いたします。
ここ最近、外資系企業やベンチャー企業を中心に、「個人の報酬にパフォーマンス評価を直接反映させない」とする報酬制度の導入が増えてきている。このような報酬制度は、金銭的インセンティブ(アメ・ムチのような外的な報酬)が個人の創造的な活動に対して適切なモチベーションを与えない、という考えに基づいており、これは多くの方がご存知のとおり、ダニエル・ピンク提唱の「モチベーション3.0」が契機となっている。
パフォーマンスマネジメントの見直しにおける背景は様々あるだろうが、ポイントはVUCAワールド1と言われる変化が激しく先を見通すことが難しい市場環境で勝ち抜くためには、「人材の成長、育成によりフォーカスを当て、タレント人材を早くたくさん確保し、且つそういったタレント人材を協働させることで価値を創出し続けることに尽きる」、ということがますます鮮明になってきているという点にあるのではないだろうか。
パフォーマンス・マネジメントの進化と、この伝統的な管理手法の効果に関する議論は世界的に続いている。近年、ゼネラル・エレクトリック、アクセンチュア、デロイトといった牽引役が年度毎の人事評価を廃止すると宣言して以来、多くの会社が現在のパフォーマンス・マネジメントの原理がどれほどの効果を持つかを再検討してきた。毎年の人事評価とパフォーマンス・マネジメントは同義語であるという神話は、これまでになく崩壊に近づいている。
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