グローバルなパンデミックが起きた2020年から始まる新しい10年間は、私たちの健康、ウェルス、仕事、そしてウェルビーイングについての熱のこもった議論だけではなく、会社や組織のあり方についての議論も交わされます。私たちは去年、予想以上の速さでテクノロジーを取り入れ、スピード感をもってリモートワークを採用することとなりました。そして、人々の健康と安全がこれほどまでに重要になった事はありません。
COVID-19は単に身体に侵入しただけではなく、既存構造の亀裂を露呈し、従来「仕事の未来」と呼ばれていたものに向けての変化を加速させました。
マーサーが昨年明らかにした4つの動向は、特筆すべき年に当てはまっただけでなく、今、さらに関連性が増しています。大切なのは企業がどのように行動するかということなのです。
マーサーの2021年グローバル人材動向調査全文レポートと23の地域レポート版で、2021年のグローバルおよび地域の課題と優先順位をご確認ください。
私たちは、仕事と社会に対する見方が根本的に変化した2021年を迎えました。リーダーはこれまで以上に従業員の声に耳を傾け、日常的に共感性、包摂性、対応力を発揮する必要があります。
テクノロジーと人間の課題を上手く織り交ぜていくことが、これまで以上に重要になってきています。このようなチャレンジに対応していくための最善の方法とは何でしょう?先進的な組織は、どのようにして傾聴とスピード感を持った従業員ケア、そしてデジタルトランスフォーメーションのバランスを取っているのでしょうか?また、雇用主は持続可能な成長のための変革を行っているのでしょうか?
2021年 グローバル人材動向調査レポートは、46カ国で実施され、23の地域レポートが作成されました。地域別のレポートもご覧いただくことができます。