マーサー、データベースによるプライベートアセットの運用商品評価の提供開始を発表


2020年12月15日

 

世界最大級の組織・人事コンサルティング会社マーサーの日本法人であるマーサージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 草鹿 泰士)は、機関投資家、運用会社向けのクラウドベースの運用商品のデータベースであるMercerInsight®で、プライベートアセットのリサーチの提供を開始すると発表しました。

 

MercerInsight®は、5,500社以上1の運用会社の34,000以上1の運用商品をカバーするクラウドベースの運用商品のデータベースであり、グローバルに218名2が配置されている専任リサーチャーによる運用商品の評価等を提供しています。マーサーのコンサルタントが機関投資家向けの資産運用コンサルティングに活用するとともに、外部のお客様も利用できるプラットフォームです。従来、プライベートアセットについては外部のお客様には提供していませんでしたが、プライベート・エクイティ、プライベート・デット、不動産、インフラ、天然資源についても提供することとなりました。

 

プライベートアセットについては、2,500社以上1の運用会社の7,500以上1の運用商品をカバーしており、80名2の専任リサーチャーによる投資デューデリジェンスの結果である評価レーティングおよび評価レポート、さらには、各運用商品のESGへの取り組みを評価するESGレーティング、専任チームによるオペレーショナル・デューデリジェンスの評価レーティングおよび評価レポート、今後のファンド募集の予定等を提供します。

 

マーサージャパンのウェルス・コンサルティング本部長である五藤智也は、以下のように述べています。

 

「機関投資家のプライベートアセットへの投資は、低金利等を背景に増加しており、2020年1-9月にマーサーの全世界のクライアントが実施した運用商品選定の27%がプライベートアセットでした。日本の機関投資家によるプライベートアセットへの投資も増加していますが、多くのファンドが海外で運用されており、コロナ禍によりデューデリジェンスを行うことが難しい状況となっています。25年の実績を持つマーサーのプライベートアセットのリサーチをデータベースという形でもご提供することにより、日本の機関投資家のプライベートアセット投資の一助になればと思います」

 

 

 

MercerInsight®のプラベートアセットのカバレッジ(運用商品数)1

MercerInsight®のプラベートアセットのカバレッジ(運用商品数)

 

 

1 2020年11月時点

2 2020年9月時点

 


 

マーサーについて

マーサーはより輝かしい未来は築くことができるものと信じています。私たちはクライアントと共に、仕事そのものを再定義し必要な改革に導き、退職制度や年金の投資成果を再構築します。そして、真の健康とウェルビーイングへと導くビジョンを掲げています。全世界約25,000名のスタッフが44ヵ国をベースに、130ヵ国以上でクライアント企業と共に多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。マーシュ&マクレナン(NYSE:MMC)グループの一員として、日本においては40年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を行っています。

 

マーシュ&マクレナンについて

マーシュ&マクレナン(ニューヨーク証券取引所コード: MMC)は、グローバルプロフェッショナルサービスを提供する企業グループとして、顧客企業にリスク、戦略、人材分野の助言とソリューションを提供しています。マーシュ(保険仲介とリスクマネジメント)、ガイ・カーペンター(再保険仲介・コンサルティング)、マーサー (組織・人事マネジメント・コンサルティング)、そしてオリバー・ワイマン(戦略コンサルティング)から構成されており、年間総収入170億米ドル、全世界に76,000名の従業員を擁し、世界各地の顧客に分析・アドバイスを提供しています。

 

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