少子高齢化による内需の縮小もあり、事業のグローバル化や海外事業の買収を活発に行うことで事業成長の源泉を海外に見出して久しい。
一方で、海外で買収した企業の経営者リテンションや事業の自律性を担保するために、買収後もスタンドアロンを維持するケースを多く見てきた。
このため、当初より運営していた現地法人も含めて単一国内にて多数の子会社を管理することとなり、事業や機能の重複等非効率な状況が進み、以下のような論点を始めとして経営の最適化を阻みつつある。
本セミナーではビジネストランスフォーメーションを組織統合、経営統合、制度統合、オペレーション統合を包括して考え、海外拠点も含んだビジネストランスフォーメーションにおける人事の役割や課題について事例も交えて紹介します。
※弊社と同種・類似のサービスを提供されている企業の方、また、法人に所属されていない個人の方のお申込みはご遠慮いただいております。
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日時
2022年7月28日(木)
16:00-17:30(終了)
参加費
無料
定員
200名
開催方法
オンライン (Global Meet)
髙宮 充洋 (たかみや みつひろ) 様
株式会社 日立製作所
人財統括本部 グローバル戦略アライアンス部 主管
1993年帝人株式会社入社。工場の人事・勤労業務を経験し、2000年より本社にて持株会社制への移行およびグローバル人事制度の立ち上げに参画。2001年の米国同時多発テロをきっかけにグローバルリスクマネジメント体制の構築を担当役員とともに実施。その後グローバル人事部と事業人事部においてM&Aを通じてグループ入りした海外新拠点のガバナンス体制・人事制度統合とあわせ、既存の海外グループ会社の人事制度再構築を数多く担当。
2018年に株式会社日立製作所へ入社し、DDからPMIといったM&A全体を通じHR面からの事業支援を行うとともにM&A対応力強化のための研修やツールを日立グループ全社に提供している。これまでJR-Automationの買収やホンダ系3社との合弁設立などを含む複数の案件を担当。
柴山 典央(しばやま のりお)
M&Aアドバイザリーサービス部門 プリンシパル
国内独立系ベンチャーキャピタルにおけるハンズオン投資、総合コンサルティングファームにおける製造流通業への経営コンサルティングを経て現職。
これまで、国内外の未上場企業に対するインセンティブプランの提案、組織再編の実行、大手上場企業に対するプロジェクト制組織の導入支援等を行っている。
マーサーにおいては、日系企業のクロスボーダーM&Aの支援を手がけている。これまで、化学、機械、IT、精密機器などの幅広い業界にわたって人事デューデリジェンス、経営者のリテンション、ガバナンス体制の設計、多国籍企業の資産買収における従業員転籍支援を行っている。
直近における主なプロジェクト実績は以下の通り;
・国を跨いだ従業員移籍を含むJV設立における人事制度設計支援
・欧州を中心とした9か国におよぶ株式・資産買収複合ディールにおける従業員転籍・人事制度設計支援
・NYSE上場企業のデューデリジェンスおよび株式関連報酬の繰り延べを含んだリテンション策策定
・欧州を中心とした70か国における事業買収のデューデリジェンスおよび交渉支援
慶應義塾大学理工学部化学科卒、同大学院基礎理工学専攻修了。