これまで多くの日本企業がグローバル事業戦略実現のため、海外への積極進出、M&A等を実施してきました。
しかしながら、M&Aを実施したものの、当初想定していた事業計画通りに進捗しない、あるいは、買収先経営者に対して十分なガバナンス体制が構築できていない、というケースをよく耳にします。
中には買収先の子会社の業績が悪化し、本体の連結決算にまでマイナスの影響を及ぼすケースも散見されます。
業績が悪化した買収先子会社に対しては、何らかの対策を講じているものの、抜本的な手が打てていないためにもはや業績回復は見込めず、業績がますます悪化する事態に陥る懸念もあります。
そこで、今回、業績改善に向けて、人事の視点で必要な対策とその方法についてご紹介をしたいと考えております。
プログラム
- 日本企業が抱えるM&A実施後の課題
- 買収先子会社経営陣の見極めと交代
- 価値を棄損させない事業譲渡・事業売却のポイント
- グローバルレベルでのオペレーションコストの削減
- グローバルでのスケールメリットを駆使したコスト削減
日時
- 3月25日 (水) 14:00-14:45(終了)
- 4月14日 (火) 11:00-11:45(終了)
- 4月23日 (木) 13:00-13:45(終了)
参加費
無料
対象者
M&Aまたはグループ・海外人事に関わる方を主な対象としています。
※弊社と同種・類似のサービスを提供されている企業様のお申込はご遠慮いただいております。悪しからずご了承下さいますようお願い申し上げます。
お問い合わせ
マーサージャパン株式会社 グローバルM&Aコンサルティング部門
講師
鈴木 康司(すずき こうじ)
Multinational Client Group代表 グローバルM&Aコンサルティング部門代表 シニアプリンシパル
住友商事(人事部)、人事系コンサルティング会社などを現職。 人材マネジメントシステムの設計、導入支援に関するコンサルティング業務を経て、2002年より、タイ・バンコクを拠点としてアジアに展開する日系企業の組織・人材面でのコンサルティングに従事。2008年より、日本企業のグローバル人事構築支援に加え、人事部門・機能の再構築・再編成、人事テクノロジーに関するコンサルティングにも従事。
現在は、日本を代表するグローバル企業に対する組織・人事面でのコンサルテーション・アドバイザリー業に従事。
東京大学法学部卒。
著書 『中国・アジア進出企業のための人材マネジメント』(日本経済新聞社、2005年8月)、『目標管理制度のための面談の進め方』(監修、日経ビデオ)
北野 信太郎(きたの しんたろう)
グローバル・クライアント・マネジャー プリンシパル 英国アクチュアリー会正会員
マーサーのプリンシパルで、グローバル・クライアント・マネジャーとして日系グローバル企業の海外拠点の人事・福利厚生制度のガバナンス体制構築並びに運営を主に支援。日本におけるマルチナショナルクライアントグループのHealth/Wealth領域のリーダーを兼任。
現職以前はマーサーの年金コンサルティング部門の代表を務める。年金コンサルティング部門では、日系グローバル企業に対する海外の年金制度のコンサルティング・サービスを創設し、欧米での年金バイアウトやクロスボーダーの年金デューデリジェンス、米国401kの被差別テストや制度統合、グローバルアクチュアリー等のサービスを立ち上げる。その他、国内でも制度設計や企業合併・買収等の支援、労使交渉支援等、幅広くプロジェクトを担当する。社外での講演や専門誌等への寄稿等も多数行う。
マーサー入社以前は、英国ワトソンワイアット(現ウィリスタワーズワトソン)で年金数理コンサルティングの業務に携わる。 ロンドン大学インペリアル・カレッジ大学院で数学の修士号を取得し、英国アクチュアリー会の正会員である。