新型コロナウイルスの世界的な感染爆発による地球規模の影響は甚大であり、多くの企業では事業戦略や事業ポートフォリオの見直しが迫られています。
2020年初めの新型コロナ感染爆発の第一波とそれに伴う各国の経済活動の規制により、世界レベルでM&Aの件数は一時的に減少に転じたものの、2020年後半に向けてグローバル企業はポスト・コロナ時代の事業成長に向けて、M&A活動を再開しつつあります。
コロナ禍により私たちは多くのものを失いましたが、同時に変革を加速する機会がもたらされました。コロナ以前に始まっていた不確実さに対抗するスピード、生産性、低コストに重点を置いた変革から、業務プロセスのさらなる効率化、フレキシブルな働き方の加速が見込まれます。
これからのM&Aにおいても、不確実さに対抗すべくますますスピードと効率が求められ、投資リターンを高めるためには、買収交渉・契約締結・クロージング・買収後の統合をシームレスかつスピーディーに行うことが不可欠です。
今回のWebinarにおいては上記流れを踏まえ、5回に分けて、M&Aに関する最新動向について事例を交えてご紹介いたします。
プログラム
第1回: 2020年10月21日(水)
第2回:2020年11月11日(水)
第3回:2020年12月16日(水)
「事業買収・売却を促進するグローバルHRガバナンス」
第4回:2021年1月14日(木)
第5回:2021年2月16日(火)
「グローバル競争に勝つためのHR Transformation」
日時
第1回 : 2020年10月21日(水) 14:00 - 15:00(終了)
第2回 : 2020年11月11日(水) 14:00 - 15:00(終了)
第3回 : 2020年12月16日(水) 14:00 - 15:00(終了)
第4回 : 2021年1月14日(木) 14:00 - 15:00(終了)
第5回 : 2021年2月16日(火) 14:00 - 15:00(終了)
※ 各日全てZoom開催
参加費
無料
対象者
経営企画部および人事部においてグループ事業再編やM&Aを管掌されているご担当者様
※弊社と同種・類似のサービスを提供されている企業様のお申込はご遠慮いただいております。悪しからずご了承下さいますようお願い申し上げます。
お問い合わせ
マーサージャパン株式会社 M&Aアドバイザリーサービス部門
講師
鈴木 康司 (すずき こうじ)
マルチナショナルクライアントセグメント代表 M&Aアドバイザリーサービス部門代表 シニアプリンシパル
東京大学法学部卒業後、住友商事(人事部)、人事系コンサルティング会社、会計系コンサルティング会社人事コンサルティング部門を経て、マーサージャパンに入社。
日本において人材マネジメントシステムの設計、導入支援に関するコンサルティング業務を経て、2002年より、タイ・バンコクを拠点としてアジアに展開する日系企業の組織・人材面でのコンサルティングに従事。主に、海外拠点の人事・人材の可視化、グローバル人事の構築・導入支援、次世代リーダーの育成、サクセッションプラン等のコンサルティングをメインで担当。
2008年より、日本企業のグローバル人事構築支援に加え、人事部門・機能の再構築・再編成、人事テクノロジー(タレントマネジメントのITシステム)に関するコンサルティングにも従事。現在は、日本を代表するグローバル企業に対する組織・人事面でのコンサルテーション・アドバイザリー業に従事。
著書 『中国・アジア進出企業のための人材マネジメント』(日本経済新聞社、2005年8月) 『目標管理制度のための面談の進め方』(監修、日経ビデオ)
竹田 年朗 (たけだ としろう)
M&Aアドバイザリーサービス部門 パートナー
株式会社大林組、外資系コンサルティング会社(戦略系、組織人事系)を経て現職。
日本企業の海外企業買収に対して、デューデリジェンスからPMIまで、幅広い支援を提供している。特に最近は、買収先のコントロールの確立、および経営統合・組織統合をテーマとしている。2009年12月から2018年12月まで、M&A専門誌「MARR」にて毎月論文連載、その後も寄稿随時。
著書に、「クロスボーダーM&Aの組織・人事PMI」(中央経済社、2019年)、「買収効果が出る クロスボーダーM&Aの組織・人事手法~コントロールと統合の進め方」(中央経済社、2016年)、「クロスボーダーM&Aの組織・人事マネジメント」(中央経済社、第7回M&Aフォーラム賞受賞)などがある。
経済産業省「海外事業者の視点に基づく日本企業との投資提携の定着に関する調査」研究会委員を務める。
石川県金沢市出身。東京大学法学部卒、コーネル大学ジョンソンスクール経営学修士課程修了(MBA)。
柴山 典央 (しばやま のりお)
M&Aアドバイザリーサービス部門 プリンシパル
国内独立系ベンチャーキャピタルにおけるハンズオン投資、総合コンサルティングファームにおける製造流通業への経営コンサルティングを経て現職。
これまで、国内外の未上場企業に対するインセンティブプランの提案、組織再編の実行、大手上場企業に対するプロジェクト制組織の導入支援等を行っている。
マーサーにおいては、日系企業のクロスボーダーM&Aの支援を手がけている。これまで、化学、機械、IT、精密機器などの幅広い業界にわたって人事デューデリジェンス、経営者のリテンション、ガバナンス体制の設計、多国籍企業の資産買収における従業員転籍支援を行っている。
直近における主なプロジェクト実績は以下の通り;
・国を跨いだ従業員移籍を含むJV設立における人事制度設計支援
・欧州を中心とした9か国におよぶ株式・資産買収複合ディールにおける従業員転籍・人事制度設計支援
・NYSE上場企業のデューデリジェンスおよび株式関連報酬の繰り延べを含んだリテンション策策定
・欧州を中心とした70か国における事業買収のデューデリジェンスおよび交渉支援
慶應義塾大学理工学部化学科卒、同大学院基礎理工学専攻修了。
野坂 研 (のさか けん)
M&Aアドバイザリーサービス部門 シニアマネージャー
大手自動車メーカー、ものづくり系ベンチャー企業を経て現職。人事実務に関する豊富な知識や経験を有する。
生産・研究開発部門の戦略実現に向けたHRMの戦略的立案・実行、米国子会社におけるサクセッションプランニング導入、従業員意識調査設計・分析、国内労使ルール改訂、関係会社への労務コンサルティング等の経験を有し、実務にも明るい。
ベンチャー企業では、アーリーステージにおける人事労務制度設計・運用立ち上げを主導した経験を有する。
マーサーでは、各国上場企業をはじめ、PEからの企業買収や創業者ベンチャー買収など複数パターンにおけるHRデューデリジェンス、経営者リテンション、買収後のインセンティブ設計等のプロジェクトに参画。その他、国内の再編・統合プロジェクトとしては、グローバル企業の事業売却に伴うカーブアウト、外資系製薬会社の人事制度統合などの支援経験を有する。
東京大学経済学部卒。
佐藤 智哉 (さとう ともや)
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
住友商事人事部を経て現職。
前職では、労務・厚生企画、報酬設計、個別人事、グローバル人事、人事制度改訂など、人事領域での幅広い経験を有する。海外では、米国ニューヨークにて現地法人の報酬設計、国際間異動等を担当、またブラジルサンパウロにて南米全域の人事を担当し、現地法人でのグレード制度導入、経営者報酬の設計に携わるなど海外での人事経験も豊富。
マーサーでは、日系企業のクロスボーダーM&Aにおける人事デューデリジェンス、クロージングに向けた人事支援に参画。
直近における主なプロジェクト実績は以下の通り;
・欧州を中心とした70か国における事業買収のクロージングに向けた人事支援
・世界20か国における事業統合を伴う事業買収の人事デューデリジェンス支援
・豪州上場企業の人事デューデリジェンス、および経営者報酬・リテンション策の策定支援
大阪大学経済学部経済・経営学科卒。
服部 洋平 (はっとり ようへい)
M&Aアドバイザリーサービス部門 マネージャー
監査法人系コンサルティングファーム、大手自動車メーカーを経て現職。
前職では、人事企画業務に従事。各種制度設計に加え、グローバルアラインメント、各種人事システムならびに関連する業務プロセス改革などのプロジェクトマネジメントの経験を有する。コンサルタントとしては、日系企業に対する組織人事コンサルティング業務に従事。
支援してきた業界は、電機・機械、精密機器、化学、物流、情報通信、食品、サービスなどがあり、人事制度改定、組織再編、ガバナンス体制の構築、人事領域のデューデリジェンス、グローバルタレントマネジメント、要員計画、従業員意識調査、グローバルモビリティーポリシー策定等の支援を行ってきた。
マーサー参画後は、日系企業による海外企業の買収/海外企業による日系企業の買収に伴うエグゼクティブリテンションやHRデューデリジェンスの支援や複数国に跨るアセットディールにおけるDo-by-close支援に従事。
東京大学農学修士。