マーサーでは、幅広い企業年金担当の皆様と、継続的な学習とコミュニケーションを目的として、1回当たりのご参加人数10名様程度の小規模セミナーを開催することといたしました。ご参加は無料です。
今回は2日間、下記テーマをご用意しご案内させて頂きます。第1回は足元の経済環境・市場環境をどう見るのか、第2回は世界的な低金利環境を勘案して、それぞれどう対応していくのかにつき、検討していきます。
それぞれのテーマは、「一話完結」を基本としますので、皆様のニーズに応じていずれか一方の回のみご参加頂いても十分に意義のあるものと考えております。
プログラム詳細
第1回 - 2020年の投資テーマと投資機会
2020年1月16日(木) 15:00 - 16:30
2019年は、一年を通してみると比較的穏やかな市場となりましたが、局面によっては市場変動性が高まる時期もありました。
景気減速懸念や地政学的リスクの高まりなどから、投資家の中では引き続き先行き不透明感が燻っていることもあり、来る2020年においても様々なリスク要因に注意を払っていくことが肝要となります。
昨年までと何が違うのか、2020年はどういうことに留意して年金運営に当たっていくべきなのか、こうした点を洗い出すとともに、2020年及びそれ以降に適した運用戦略とは何かを皆様とともに検討して参ります。
講師 : 資産運用コンサルティング部門 コンサルタント 木下智雄
第2回 - 年金資産ポートフォリオ運営の多様化
2020年1月17日(金) 15:00 - 16:30
ここ数年の堅調な株式市場および世界的な低金利環境により年金資産全体としての運用実績も堅調です。
一方債券運用において金利低下は将来の低収益性につながり、金利低下以前に構築した政策アセットミクスを維持する限りにおいては、年金資産全体でも期待収益率の低下が予想されます。
余剰の積み上がりに応じて期待収益率を低下させることや、リスク性資産比率を高めて期待リターンを維持することも考えられますが、これまでとは異なる資産クラスに取り組むことによりリスク・リターン特性を維持することは目指せないか、その際の留意点などもふまえつつ政策アセットミクスの構築アプローチ例をご紹介いたします。
講師 : 資産運用コンサルティング部門 コンサルタント 加藤貴士
日時
第1回
2020年1月16日(木) 15:00 - 16:30(終了)
第2回
2020年1月17日(金) 15:00 - 16:30(終了)
※いずれも、開場は14:45です
※ご関心の回のみでもご参加いただけます
場所
マーサー会議室(東京ミッドタウン16階)
東京都港区赤坂9-7-1
・都営大江戸線「六本木駅」(8番出口直結)
・東京メトロ日比谷線「六本木駅」(地下通路直結)
・東京メトロ千代田線「乃木坂駅」(3番出口) → 徒歩約3分
・東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」(1番出口)→ 徒歩約10分
参加費
無料
定員
各回10名程度
対象者
企業年金・年金基金での資産運用ご担当者様
※弊社と同種・類似のサービスを提供されている企業様のお申込みはご遠慮頂いております。悪しからずご了承くださいますようお願い申し上げます。
講師
木下 智雄(きのした ともお)
資産運用コンサルティング部門 コンサルタント
2017年8月マーサー入社。年金基金等に対する運用戦略策定、実行に関するコンサルティング業務に従事。
マーサー入社以前は、横浜銀行、クレディ・スイス等で資産運用業務に従事。
慶應義塾大学理工学部、香港中文大学MBA卒、CMA
加藤 貴士(かとう たかし)
資産運用コンサルティング部門 コンサルタント
2014年1月よりコンサルタントとして日系企業および外資系企業日本法人の年金基金に対し、ガバナンス体制の構築から運用戦略の策定、実行まで、幅広い支援を提供。
2007年2月マーサーに入社し、アクチュアリー・年金数理人として日本および韓国において退職給付債務計算、制度設計コンサルティング、確定拠出年金導入支援、M&A時における年金デューデリジェンスなどの業務に従事。マーサー入社以前は2002年4月より三井アセット信託銀行(現三井住友信託銀行)にて年金数理業務全般を担当。年金業務経験16年超。
千葉大学理学部卒、CMA、日本アクチュアリー会正会員、年金数理人