グローバル化・デジタル化・少子高齢化に代表されるマクロ環境の構造的な変化は、金融・保険業界にも大きな影響を与えています。
M&Aによる新市場への参入やテクノロジーの導入による業務効率の向上等を通じ、それらの変化に対応した新たなビジネスモデルの構築が各社で徐々に進みつつある一方、組織・人材マネジメントにおける対応は依然として初期段階にあるといって良いでしょう。
本セミナーでは、マーサーのグローバル保険業界リーダーより欧米を中心とするグローバル企業でのトレンド・ベストプラクティスを紹介するとともに、日本企業において取り組みを進めるためのポイントを参加者の皆様との議論を通じて模索します。
※本セミナーの発表の一部は英語にて行いますが、その他の発表や質疑応答は日本語にて実施する予定です。
プログラム
- 金融・保険業界のビジネスモデル変化とグローバル企業の対応
- Mercer New York / Duane Bollart
- 日本における金融・保険各社への示唆
- マーサージャパン / 白井 正人
- マーサージャパン / 藤野 淳史
- 質疑応答
日時
2020年2月25日(火) 15:00 - 17:00 (受付開始 14:45) (中止)
参加費
無料
定員
40名(定員になり次第締め切らせていただきます)
対象者
日系及び外資系金融機関(銀行、証券、保険等)にて組織・人事戦略及び人事施策設計・運用に携わっている方
お問い合わせ
マーサージャパン株式会社 組織・人事変革コンサルティング部門
講師
DUANE BOLLERT
Mercer New York / マーサー保険インダストリー責任者
マーサーにおけるグローバル保険業界リーダー。また、金融や保険、エネルギー、ヘルスケア、テクノロジー等の各業界に特化したグローバルサービスを開発する責任者も務めている。
組織・人事、年金とリスクマネジメント分野で30年以上の経験を有しており、担当する業界において、福利厚生、ウェルス、組織・人事変革に関わる知見をまとめ、ソリューションを開発し、ビジネスを展開している。
マーサー入社以前は、メットライフにて年金ソリューション部門リーダーの任にあり、年金バイアウトや年金投資のビジネスを率いていた。
また、他コンサルティングファームにてエンタープライズリスクマネジメント統括、ニューヨークおよびロサンゼルスのオフィスのマネージングパートナー等を歴任。
ミシガン大学卒、UCLAにてMBAを取得
白井 正人(しらい まさと)
マーサージャパン株式会社 / 取締役 執行役員 組織・人事変革コンサルティング部門 日本代表
組織・人事領域を中心に、マネジメントコンサルティグサービスを25年以上提供している。
組織・人材マネジメント戦略立案、組織設計、要員計画、人事制度設計、役員報酬制度設計、ガバナンス体制構築、サクセションマネジメント、選抜トレーニング、人材アセスメント、ダウンサイジング 等、様々なプロジェクトをリードしており、特にPMIやグローバル化の局面に強みを持つ。
クライアントは、銀行業、保険業、エレクトロニクス、インターネット・ゲーム、医薬、自動車、機械、化学、旅行業、食品業、飲食・宿泊業、小売業、卸売業、官公庁等、多岐に渡る。
役員報酬の分野では、NHKでの解説に加え、全国紙5紙における記事掲載、その他、数多くの専門誌に寄稿。
デロイト トーマツコンルティング、アーサー アンダーセン、プライスウォーターハウスクーパース 等を経て現職。
早稲田大学理工学部卒、ロッテルダム・スクール・オブ・マネジメント(MBA)修了
藤野 淳史 (ふじの あつし)
マーサージャパン株式会社 / 組織・人事変革コンサルティング部門 プリンシパル
幅広い業界の日系・外資系企業および公的機関に対して、「組織・人材マネジメントの高度化」を中心テーマとしたコンサルティングを提供しており、従来の競争環境が変わる中で、組織・人材マネジメントが経営・事業に対して確固たる価値を発揮できるように支援している。
これまでに、人事戦略策定・制度設計、組織設計・強化、サクセッションプランニング、リーダーシップ開発、パフォーマンスマネジメント、人事機能強化、グローバル人材マネジメント、M&Aに伴う人事制度統合等の様々な領域のプロジェクトをリードした経験を有する。
金融・保険業界のクライアント支援の経験も豊富にあり、組織・人事戦略策定から人事制度設計・導入、役割評価、サクセッションプランニング・タレントレビュー施策立案・実行、地域統括拠点設立等のプロジェクトに携わっている。
国際基督教大学(ICU)教養学部卒業。ロンドン大学ユニバーシティカレッジ開発計画学修士、ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール経営学修士(MBA)