マーサーは、“PEOPLE”にかかわる経営課題を解決するグローバル・コンサルティング・ファームとして、「多様性の尊重」(Respect for diversity)をバリューの一つとしています。これを受け、マーサー・ジャパンでもダイバーシティとインクルージョン(D&I)を経営の重要課題として位置付け、全社的に様々な取組みを推進しています。

  • お客様に最大価値を届けるための柔軟な働き方の推進
  • 働きやすい先進的なオフィス環境の整備
  • D&Iを尊重する風土の醸成

 

お客様に最大価値を届けるための柔軟な働き方の推進

お客様に最大価値を届けるための柔軟な働き方の推進

  • マーサージャパンでは、社員一人一人がプロフェッショナルとして自律して働くことを尊重しています。したがって、個人として、いつ、どこで働くか、また、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できる働き方はどうあるべきかを柔軟に決めることができます。
  • 例えば、フレックスタイムを導入している他、サテライトオフィスで仕事をしたり、どこからでもオンライン会議に参加することができます。
  • 「自宅に近いサテライトオフィスを最大限活用しお客様への価値を高めています。」
    「子育て中ですが、フレックス制度、在宅勤務を利用することで仕事の生産性を高めることができ、生活の質も向上しました。」
     
  • 柔軟な働き方を推進することによって、多様な人材が、お互いのライフスタイルやワークスタイルを尊重しながら、能力を最大限に発揮することができる、そして、それはお客様の複雑な課題に対して最適なソリューションをご提供することにつながると考えています。

 

働きやすい先進的なオフィス環境の整備

働きやすい先進的なオフィス環境の整備

  • マーサージャパンのオフィスはフリーアドレスとなっており、そのオフィスの中には様々なエリアがあります。社員は、「資料作成に集中したい」、「他部門の同僚とブレストをしたい」、「海外のプロジェクトの知見を得たい」、「座ってばかりではなく、立って仕事をしたい」など、様々なニーズに応じてエリアを選ぶことができます。
  • マーサージャパンでは、オフィスにおける多様なニーズを相互に認め合い、「個人ワーク」の生産性を高めること、そして、部門を横断した、またはグローバルなネットワークを活かした、様々な知見を結集するために「コミュニケーション」を促進することを重視しています。そうすることにより、自由な発想と豊富な知見により、お客様の課題に取り組んでいます。

 

D&Iを尊重する風土の醸成

D&Iを尊重する風土の醸成

  • マーサーでは全世界約23,000名のスタッフが協働しています。また、マーサージャパンでも、様々な国籍、バックグラウンド、性別、年齢の人たちが集まっています。その協働の土台には、D&Iを尊重する風土があります。
  • マーサージャパンでは、そのような風土を醸成するために、部門横断の組織であるD&I Councilがあり、社内外での様々な活動や情報発信を進めています。また、インフォーマルなJapan Parent Networkも存在し日々の悩みや経験を共有する場となっています。
    「様々な部門の様々な職位の方と日々仕事で関係していますが、個々人の多様性が尊重され、意見を傾聴し合う環境が整っていると感じます」
     
  • 日本では働き方改革や女性・シニアの活躍を促進する取組みを通じて、D&Iを推進する動きが活発化しています。D&Iの取組みがビジネス成長の原動力となる時代が到来しています。お客様のD&I推進をサポートさせていただく、私たち自身がD&Iの具体的な活動に取り組み、その取組みの難しさや楽しさを実感することが重要であると考えています。

 

Mercer "When Women Thrive 2020" White Paper

When Women Thrive 2020~女性が活躍するとき、ビジネスも成長する~
54ヵ国6地域の1,157企業(従業員700万人)に属する上級人事担当者およびビジネスリーダーの見識と、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に関する企業の課題をデータで示したグローバルレポートです。日本の36組織(従業員数30万人)の調査結果は、エグゼクティブサマリー(日本語)および全文レポート(英文)がダウンロード可能です。